免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)ダウンロード
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
宮坂 昌之 / 本
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)ダウンロード - 宮坂 昌之による免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)は講談社 (2018/12/19)によって公開されました。 これには340ページが含まれており、本というジャンルに分類されています。 この本は読者からの反応が良く、11人の読者から5の評価を受けています。 今すぐ登録して、無料でダウンロードできる何千もの本にアクセスしてください。 登録は無料でした。 サブスクリプションはいつでもキャンセルできます。
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス) の詳細
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タイトル : 免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)
作者 : 宮坂 昌之
ISBN-104065144345
発売日2018/12/19
カテゴリー本
ファイルサイズ25.83 (現在のサーバー速度は27.73 Mbpsです
免疫と「病」の科学 万病のもと「慢性炎症」とは何か (ブルーバックス)ダウンロード - 内容紹介最新の免疫学の研究で、だらだらと続く「慢性炎症」が、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などの発症にかかわる、万病の素であることがわかってきた。健康長寿の人生を送るためには、この慢性炎症を解消することが不可欠だ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説病原体などの異物が体内に侵入すると免疫反応が発動されて、組織が赤くなり、腫れて熱を持ち、痛むようになる。いわゆる「炎症」反応だ。通常、炎症は、からだの中で起きている異常状態に対する正常な応答=防御反応で一過的なものだが、例外的にダラダラとくすぶるように続くことがある。これを「慢性炎症」と呼ぶが、最新の免疫学の研究で、慢性炎症が「万病の素」になっていることがわかってきた。慢性炎症が深く関わっている疾患としては、「がん」「肥満、糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「脳梗塞」「肝炎・肝硬変」「アトピー性皮膚炎」「喘息」「関節リウマチ」「老化、認知症、アルツハイマー病」「うつ病」「潰瘍性大腸炎」などがあり、現代人を悩ませる病気ほぼすべてに関与しているとといっていい。慢性炎症は「サイレントキラー」と呼ばれ、はっきりとした自覚症状のないまま進行し、本人が異常を自覚したときには身体に回復不能なダメージが及んでいることが多い。それゆえ、慢性炎症は「死に至る病」と言われる、実に怖い病気なのだ。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、平易な文章と明快な図解を用いて、一般にはほとんど認知されていない「慢性炎症」のメカニズムと、その対処法をわかりやすく解説する。話題の免疫チェックポイント阻害薬を用いたがん免疫療法や頑固なアトピー性皮膚炎に対する新しい治療法なども取り上げており、こうした病気に悩まされている患者や家族にとっても有用な情報が盛り込まれている。目次第1章 慢性炎症は万病のもと第2章 炎症を起こす役者たち第3章 慢性炎症はなぜ起こる?第4章 慢性炎症が引き起こすさまざまな病気第5章 最新免疫研究が教える効果的な治療法第6章 慢性炎症は予防できるのか?内容(「BOOK」データベースより)一過性で終わるはずの炎症反応がだらだらと続く「慢性炎症」。最新の免疫学の研究で、この「慢性炎症」が、「がん」「肥満・糖尿病」「脂質異常症」「心筋梗塞」「肝炎・肝硬変」「関節リウマチ」「認知症」「うつ病」など現代人を悩ませる病気の大半にかかわる「万病のもと」であることがわかってきた。日本の免疫研究の指導者として知られる著者が、慢性炎症の治療法と予防法を平易にわかりやすく解説!商品の説明をすべて表示する
カテゴリー: 本
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「慢性炎症」は一般にはまだあまり広くは知られていないが、非常に多くの病気に関与している状態で医学の領域で最もホットな研究テーマの一つである。炎症そのものは感染が起きた時や切り傷やできものが出来た時などにみられるごく一般的な反応だが、普通は一過性に終わる(急性炎症)。ところが、免疫や炎症のブレーキ機構などの破たんにより炎症がくすぶり型で長期間ダラダラ続く状態になることがあり、慢性炎症と呼ばれている。慢性炎症が怖いのは、急性炎症で見られる発赤、腫脹、熱感、疼痛といった徴候がないまま長期間にわたり炎症が進行し、気が付いた時には臓器の機能不全が始まり、場合によっては命を脅かす状態にまでなってしまうことである。このようなことから慢性炎症は欧米でシークレット・キラー、あるいはサイレント・キラーと呼ばれている。本書は、慢性炎症についてどのように起き、なぜ長期間炎症が持続するのか、慢性炎症が関係する病気にはどのようなものがあるのか、予防法はあるのかなどについて、科学的に解説した本である。慢性炎症が起きたり続いたりするメカニズムを理解するためには、免疫や炎症に関する理解が不可欠ということで第2章、第3章で最新の免疫学に関する解説が続く。多くの細胞や分子の名前が登場し、あまり基礎知識のない読者には理解が難しいようにも思われるが、昨年本庶先生がノーベル生理学・医学賞を受賞したことで注目を集めているがんの免疫療法についての解説もあり、免疫や炎症の複雑さ、奥深さを実感できるのではないかと考えられる。慢性炎症は、がんや、肥満・糖尿病、脂質異常症、アルツハイマー病といった非常に一般的で死因の多くを占める疾患に関連しているということが本書を読み良く理解できたが、第5章でいくつかの疾患の最新の治療法を紹介する際に、慢性炎症をターゲットにした治療法の動向にほとんど触れられていないのは少し残念であった。勿論まだまだ分かっていないことが多く具体的に臨床試験まで至っているものは限られているかもしれないが、動物実験レベルでも良いので最新の研究成果を紹介してあれば、慢性炎症の解説を主目的とした本としてはより適切であったと思われた。
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